試合前、保護者の皆様もたくさんの子供への思いが溢れていると思います。

・試合に勝ってほしい！
・子供は緊張していないかな
・力を出しきれるかな

など心配が尽きないと思います。
子供に頑張って欲しいし結果も出したいので、やはり必死だと思います。

それと同じく子どもたちも同様に
・緊張するな
・調子が良くないな
・相手はどんな人かな？
・勝てるかな

などの不安を抱えております。

そのときに、
・ いつもちゃんと練習していないから緊張するんだよ！
・今更そんなこと言ってもしょうがないでしょ！
・しっかりして！

などの批判的な声掛けをしてしまうと、子供のモチベーションも下がってしまいます。
そして萎縮してしまいます。

そうではなく、子どもたちのお話をしっかりと聞いてあげることがとても大切です。
そうすると、子どもたちは今のままで良いんだ、力いっぱい頑張ろう！と感じることでしょう。

もっとできる！と思ってしまうことはあると思うのですが、、
練習してきたこと以上のことはできません。

今までやってきたことを肯定してあげて、「頑張ってきたから、大丈夫だよ！」と前向きな声掛けをしてあげてください！
そうすると、子供は安心して試合に望めるようになると思います。

例えば、組手の試合中
・今蹴るんだよ！
・もっと距離とって！
・もっと攻めて！！

などの。直接的なアドバイスをしてしまう保護者も多いと思います。
アドバイスをすることはだめなことではありません。

しかし、保護者は先生ではありません。
試合中のアドバイスは先生にお任せすることはとても大事なことだと思います。

監督や先生が伝えたいことと、保護者のアドバイスが食い違ってしまうと、子供も混乱してしまいます。
そうすると自分ができる最大のパフォーマンスを発揮することができず、あれよあれよと負けてしまうことがあります。

なので、戦術やアドバイスは監督や先生を信頼し、任せることをおすすめします。
とはいえ、保護者の皆様の声掛けが子供の力になることは間違えありません。

戦術的なことや

・何やってんだよ！
・だめだよそんなんじゃ！

といった悲観的な言葉ではなく

・落ち着いて試合できているよ！
・とても良い技だよ！
・自信持って頑張れ〜！

など前向きな言葉かけをしてあげてください。
そうすると子供は、自信が湧き、力が溢れてきます！
リラックスすることにも繋がりパフォーマンスを上げることができます。

最後まで子供を信じて、とにかく前向きに！
これがいちばん大事なことだと思います。